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日本がん登録協議会 > 甲状腺がんに対するC型肝炎、輸血歴、手術歴のリスクの指摘
甲状腺がんに対するC型肝炎、輸血歴、手術歴のリスクの指摘[2024.03.28]

甲状腺がんに対するC型肝炎、輸血歴、手術歴のリスクの指摘

分野 5.疫学研究・研究推進
活動時期
活動地域 地域がん登録一般
活動主体
 
背景 甲状腺がんは生存率が比較的高く、症例数が少ないので死亡統計では統計解析に不十分な症例数しか得られない
主な活動内容 45地域、対象者110,792人に及ぶ大規模なコホート調査(JACC Study)を用い、地域がん登録データベースの全県罹患者との照合による把握で、研究が実現した。
成果 輸血歴がある者の甲状腺がん罹患の相対リスクは1.77(0.95-3.30)で、肝疾患または輸血歴で見ると1.84(1.07-3.16)であった。間接的ではあるものの、HCVと甲状腺がんの関連を示すことができた。
導入および確認された制度・法律・学説
主要文献 Fujino, Y., et al., Prospective study of transfusion history and thyroid cancer incidence among females in Japan. Int J Cancer, 2004. 112(4): p. 722-5.