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日本がん登録協議会 > 小児がんを地域がん登録と一緒に収集することで、長期予後の把握と固有の情報の登録の可能性を検討
小児がんを地域がん登録と一緒に収集することで、長期予後の把握と固有の情報の登録の可能性を検討[2024.03.29]

小児がんを地域がん登録と一緒に収集することで、長期予後の把握と固有の情報の登録の可能性を検討

分野 1.がん対策・企画(1次予防)
活動時期 2009年
活動地域 千葉県
活動主体 千葉県地域がん登録
 
背景 小児がんは成人のがんに比べ治療成績は良好なものの、成人後の再発や別のがんの重複発生が懸念されている。成人後に及ぶ長期予後の把握は、小児を対象とした医療機関では困難であり、地域がん登録を活用した情報収集が有用である。
主な活動内容 県内の小児医療を専門とした医療機関を受診した小児がん患者を地域がん登録への届出により登録する仕組みを作った。
成果 今後、地域がん登録上のがん罹患情報や予後情報(生死の情報)を届出医療機関に提供していく。また将来的にはがん罹患と生死情報以外に小児がんの晩期合併症や障害の発生など、小児がんに固有の情報も登録可能としていくことを検討中である。
導入および確認された制度・法律・学説
主要文献 厚生労働省科学研究費「小児がん治療患者の長期フォローアップとその体制整備に関する研究班」平成21年度報告書