療養生活上の困りごと

在宅での療養支援

平成18年4月より介護保険の特定疾病に「がん」も加わりました。

<介護保険サービスを利用できる方>
・ 65歳以上(第1号被保険者)で要介護認定において介護が必要と認定された方
・ 40~64歳まで(第2号被保険者)で対象となる特定疾病により介護が必要と認定された方

第2号被保険者としての年齢層のがん患者さんのすべてが対象となるのではなく、治療が難しくなり、生活で何らかの介護が必要になったケースが対象となっています。

介護を必要としたときに、住民票のある市区町村に申請して要介護認定を受けることにより、在宅サービスを利用できるようになります。
(詳しくは、 保険とお金「介護保険」参照。)

在宅医療

アピアランスセンター

化学療法による脱毛や皮膚のくすみ、手術による外見上の変化など、がんの治療によって、患者さんは外見の変化を体験することがあります。外見の変化は、社会生活に影響し、治療そのものの苦痛に加えて、社会的な苦痛も抱えてしまうことがあるのです。

アピアランスサポートセンターでは、このような外見上の変化による影響にどのように対処していくか、情報提供しながら、相談員が患者さんと一緒に考えます。

神奈川県立がんセンターアピアランスサポートセンター

横浜市では、がん患者の方へのウィッグ(かつら)の購入経費の一部を助成しています。

がん患者へのウィッグ購入費用助成 | 横浜市

 

保険とお金(介護保険・公的制度・助成金等)

通院や治療、治療後の療養に必要なお金と、利用できる制度や保険などについて、治療が始まる前に調べておくことでお金に関する心配を軽くすることができるでしょう。

「どこに相談したらいいのかわからない」というときには、まずは「がん相談支援センター」に相談することから始めましょう。また、各医療機関の相談窓口、ソーシャルワーカー、各自治体の相談窓口に尋ねてみることもできます。

(クリックすると情報提供サイトへ移動します)
公的制度 | 国立がん研究センターがん情報サービス

要介護認定手順
神奈川県の地域包括支援センター一覧