治療・検査
治療・検査について
治療・検査のまえに
みなさんは、自分のがんや治療法について質問をすることによって、理解をする必要があります。とくに緊張している時などは、質問することはそう簡単ではありません。
しかし、質問をすることは主治医や担当の看護師にとっても、みなさんが何を感じ、何を尋ねようかとしているかについて理解するのにとても役に立つのです。また、あとで見直しができる様に、説明を受けた内容は記録をしておきましょう。誰かに付き添ってもらって説明を聞いたり、メモをしてもらったりすることが大いに役立ちます。
一般的な質問の例
- 「どのような治療をするのでしょうか。」
- 「治療にはどのくらいの費用がかかるのでしょうか。」
- 「その治療はほんとうに私に必要なのでしょうか。」
- 「それぞれの治療はどのくらいの期間がかかるのでしょうか。」
- 「一生治らないのでしょうか。」
- 「仕事は休まなければならないのでしょうか。」
- 「セカンドオピニオンが得られるでしょうか。」
- 「情報がもっと欲しい時、どこに行けばよいのでしょうか。」
- 「治療の副作用はありますか。」
- 「手術または治療のあと、外観はどうなるのでしょうか。」
- 「治療中または治療後にしてはいけないことはあるでしょうか。」
- 「日常生活にどの程度影響するのでしょうか。」
編集・監修 片山佳代子『がんと共にあゆむ~はじめて「がん」と診断された患者さんへ~』第5版(2019年)
発行:がん医療と患者・家族を支援する会