若い世代のがん
小児とAYA世代のがん
AYA(Adolescent and Young Adult:AYA アヤ)世代とは、15歳から30歳前後の思春期・若年成人を指します。
AYA世代に発生するがんは、小児に好発するがんと成人に好発するがんがともに発症する可能性がある年代であり、肉腫など、AYA世代に多い特徴的ながんも存在します。
この年代のがんの診療には、小児および成人専門の医師、看護師をはじめ、多職種が連携して診療を行うことがとても重要です。また患者さんも中学生から社会人、子育て世代とライフステージが大きく変化する年代であり、患者さん一人ひとりのニーズに合わせた支援が必要となってきます。
治療前、治療中にかかわらず専門家の意見を聞きたいというAYAの患者さん・ご家族のために電話での相談窓口がありますので、ご紹介します。
AYA世代がん・小児がん 電話相談(国立がん研究センター東病院)
小児がんについて
小児がんについて
国立がん研究センター小児がん情報サービス
小児がんと診断された場合には、健康保険のほかに、「小児慢性特定疾病医療費助成制度」が利用できます。(対象は18歳未満の児童で、18歳になったあとも引き続き治療が必要であると認められる場合は20歳未満まで対象となります。)
お住いの地域で申請場所が異なりますのでご注意ください。
神奈川県(横浜市・川崎市・相模原市・横須賀市を除く地域)
小児慢性特定疾病医療費助成制度 | 神奈川県 |
横浜市
小児慢性特定疾病医療給付 | 横浜市 |
川崎市
小児慢性特定疾病医療費助成制度 | 川崎市 |
相模原市
小児慢性特定疾病医療費助成制 | 相模原市 |
横須賀市
小児慢性特定疾病医療費助成制度 | 横須賀市 |
妊孕性(にんようせい)について
妊孕性について
国立がん研究センターがん情報サービス
卵子凍結・卵巣組織凍結等を実施している施設検索
公益社団法人日本産科婦人科学会 |
神奈川県では、将来、子どもを産み育てることを望むがん患者の方が将来に希望を持ってがん治療に取り組んでいただけるよう、妊孕性温存治療に係る費用の一部を助成します。
若年者の在宅ターミナルケア支援助成
横浜市では、20代、30代のがん患者の方が住み慣れた生活の場で安心して自分らしく生活が過ごせるよう、在宅サービス利用料の一部を助成(償還払)し、患者さんとその家族の負担を軽減する助成制度を実施しています。