一般社団法人 ピアリング

がんに向き合う女性を支える ~一般社団法人 ピアリング~

がんに向き合う女性がオンライン上でつながり支え合える『PeerRingピアリング(乳がん、⼦宮頸がん・体がん、卵巣がん)』『PeerRing“Bleu”ピアリングブルー(大腸がん・他の消化器がん)』を提供。現在、約1万5千人のサバイバー女性が登録しています。
 コミュニティ運営のほか、女性がんサバイバー向け勉強会・交流会などの開催、がん罹患者の生活課題等についての調査・研究を行っています。

ピアリングの活動

安心安全な支え合いの場 オンラインコミュニティ「Peer Ring」と「Peer Ring “Bleu”」

ピアリングでは「オンラインでのピアサポート活動」「がんと向き合う学びの場作り」「がん罹患者の生活課題等についての調査・研究」の3つの柱を活動の軸としています。

1つ目の柱は、支え合いコミュニティの運営です。
 これから治療を始める方、治療中や経過観察中の方が「自分と同じ病気、似た状況」の仲間とつながれる2つのオンラインコミュニティがあります。
 がんと向き合いながらの日常生活の疑問や不安を仲間と共有することができます。診察室ではなかなか話せない、様々な不安や悩みを共有し、励まし合いのコミュニケーションをとっています。スタッフによるパトロールや安全管理システムの導入により安心安全なオンラインコミュニティを作っています。

がんと向き合う女性が少しでも笑顔になれる時間を作りたい

もう1つの大きな柱は、がんサバイバー女性のための学びの場の「ピアリング笑顔塾」や交流イベントの開催です。自治体・病院等と協働して行うこともあります。

2022年秋に横浜市男女共同参画事業として開催した「リズムで弾む♪ボディクラップ+おしゃべり会」(写真)では、がんから離れて楽しいことに夢中になる時間を作ることで、レジリエンスを高め、治療でこわばってしまった身体をほぐし、笑顔を取り戻すきっかけとなることを目指しました。

2023年4月にオープンしたコミュニティ『PeerRing“Bleu”ピアリングブルー(大腸がん・他の消化器がん)』でも、オンライン交流会を開催。「このような会の参加は初めて」と緊張していた方も、同じように病気に向き合う仲間と画面越しに話すことで安心し、最後は笑顔で「また参加したい」とおっしゃっていました。

がんサバイバーの課題を自主調査で明らかにし、社会に発信

そして3本目の柱は自主調査です。約1万5000人以上が登録しているオンラインネットワークを活かし、がんに向き合う当事者の生活課題などについて、アンケートやインタビュー等の手法で調査し、学会の患者向けプログラムでの発表などを通して社会に発信しています。

ピアリングは、いつでもどこからでもつながり励ましあいながら「がん」に向き合えるプラットフォームとして、コロナ以前より、オンラインを通じた支えあいの絆づくりに取り組んできましたが、今後も3つの軸を大切にしながら、活動を続けていきます。

つながり方

以下のサイトから会員登録(無料)するとSNSコミュニティに書き込みができます。
対象は乳がん・子宮がん・卵巣がんと向き合う女性(ピアリング)と、大腸がんなど消化器がんと向き合う女性(ピアリングブルー)です。

■乳がん・子宮がん・卵巣がんなどに向き合う女性ためのSNSコミュニティ
『PeerRing(ピアリング)』
https://peer-ring.com/

■大腸がんなど消化器がんに向き合う女性のためのSNSコミュニティ
『PeerRing“Bleu”(ピアリングブルー)』
https://bleu.peer-ring.com/

■上記のがん以外の方・ご家族などへの発信
公式フェイスブック、ツイッター等でがん種を問わずに参加できるイベント情報をお知らせしています。
定期的に開催しているYouTubeライブは、どなたでもチャットでご参加いただけます。
・Facebook
https://www.facebook.com/peerringyokohama/
・YouTube(ピアリングチャンネル)
https://www.youtube.com/@PeerRing
・Twitter
https://twitter.com/peer_ring

お問い合せ
一般社団法人ピアリング

〒224-0001 横浜市都筑区中川1-4-1
ハウスクエア横浜情報館316号
電話:045-910-3009
https://site.peer-ring.com/
info@peer-ring.com


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