群馬県がん患者団体連絡協議会

平成19年3月24日、群馬大学医学部において、「群馬県におけるがん情報サービス向上に向けた地域懇話会」が開催されました(写真1)。

同日、「群馬県がん患者団体連絡協議会」が発足し、発足セレモニーが行われました(写真2)。

2代目会長の大島主好氏に「群馬県がん患者団体連絡協議会」について、説明していただきます。

発足

 平成19年3月24日(土)午後13時半~群馬大学医学部 基礎棟1階 特別会議室において、群馬県がん患者団体連絡協議会発足に向けた打ち合わせ会が行われ、この場で発足しました。
 この会の設立目的は、『群馬県内のがん患者・家族が孤独にならないように必要な情報を提供すると共に、県内で活動するがん患者・家族会や支援団体相互の情報交換や交流・協力体制の整備を図り、群馬県のがん予防と早期発見の推進、医療・ケアの向上にむけた活動や提案を行っていきたい。』というものです。
 当日参加された団体は次のとおりです。ひまわりの会・生菜(ぶな)の会・”がんばってるね”ひまわりの会・群馬ホスピスケア研究会・群馬がん看護研究会・あけぼの群馬・笑みの会・ポピーの会・群馬あかぎ互療会(日本オストミー協会群馬県支部)・群鈴会の方々です。1,2の3で温泉に入る会群馬県支部も入会して頂きました。発足時は合計11団体です。
 現在(令和3年)“がんばってる”ひまわりの会が退会、群馬大学重粒子線医学センター『友の会』・みゅら☆りっぷ・ポン(がん)とよりそう会・ぴあサポぐんま・女性がん患者会ばるれ・がんサロン 桔梗が入会して、合計16団体です。

 初代会長は本田摂子さん(あけぼの群馬)、副会長は土屋徳昭さん(群馬ホスピスケア研究会)、一柳一男さん(ひまわりの会)、運営委員は須川美枝子さん(“がんばってるね“ひまわりの会)狩野太郎さん(群馬がん看護研究会)でした。
 顧問として群馬大学医学部保健学科 神田教授(写真2)、二渡教授、群馬キャンサーアカデミー・群馬大学医学系研究科から桑野教授、小山教授に参加していただきました。

 まずは役員会を平成19年7月頃開催し、9月のがん征圧月間街頭キャンペーンや本協会設立セレモニーに向けて各団体で連携した活動が実施されるよう検討しました。
 総会は年1回、原則として群馬県がん診療連携拠点病院連絡協議会主催の市民懇談会に合わせて開催しています。
 現在の2代目会長は大島主好(ちかよし) 群馬あかぎ互療会(日本オストミー協会群馬県支部)「平成25年6月第7回総会で就任」です。

事務局は(財)群馬県健康づくり財団におき、事務局だよりの発行やホームページを開設しています。

【事務局のお知らせ】
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群馬県前橋市堀之下町16-1
(公財)群馬県健康づくり財団 総務部 総務課 
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FAX 027-269-8928
URL http://www.gunma-hf.jp/
E-mail soumu3[at]gunnma-hf.jp   ([at]→@)
事務協だよりは各偶数月に発行しています。

活動

5月 乳がん検診 母の日キャーンペーンをショッピングセンターの街頭で実施。
6月 総会と茶話会実施。
9月 がん征圧月間キャーンペーン(ピンクリボンキャーンペーン)実施。
10月
リレー・フォー・ライフ・ジャパンぐんま実施

第1回 2013年 参加チーム数 69 参加延人数 2,800人
第2回 2014年 64 6,100人
第3回 2015年 69 6,800人
第4回 2016年 72 7,300人
第5回 2017年 76 7,800人
第6回 2018年 87 8,300人
2日目:日本対がん協会垣添会長参加
第7回 2019年 参加チーム数 94
台風19号関東上陸の為中止   日本対がん協会へ寄付は継続
第8回 2020年 参加チーム数 44
新型コロナ感染拡大防止の為中止  日本対がん協会へ寄付は継続。
3月 群馬県がん患者ミーティング・がんと向き合う作品実施。

〖特記事項〗

* 「群馬県がん対策推進条例」の制定に向けて群馬県がん患者団体連絡協議会が要望書を平成22年10月29日に群馬県県議会議長 関根圀男殿へ提出しました。
「群馬県がん対策推進条例」は平成22年12月16日制定されました。

要望内容

  1. 県内どこにいても安心して最良の医療が受けられる体制の整備。
  2. 気楽に立ち寄れる『がん相談支援センター』の整備。
  3. 一般県民やがん患者・家族に役立つがん対策Webページの開設。
  4. 患者・家族同士の仲間づくりや情報交換に役立つ「患者会」や「患者サロン」活動の支援と推進。
  5. 早期発見・治療に役立つがん検診の推進。
  6. 若者が新たにタバコを吸い始めない環境の整備。
  7. 「がんに強い群馬」をめざした積極的ながん予防対策の推進。
  8. がんと闘う子どもや親、小児がん経験者の交流支援。
  9. 病気が進んでも安心して日常生活を続けられる環境作り。
  10. がん対策に対する県民意識の向上。

* 『日本対がん協会賞(団体の部)』を群馬県がん患者団体連絡協議会が受賞しました。
令和2年9月18日(金)東京都中央区築地の朝日新聞本社で開催された「がん征圧全国大会オンライン」で授賞式が行われました。
日本対がん協会賞は、それぞれの地域で、がん予防や早期発見、早期治療の啓発、制度の高い検診体制の確立、患者支援などに尽力し地域や職場の健康増進に貢献したことが評価され、令和2年は、当協議会を含め4個人2団体が受賞しました。

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