群馬県のがんの状況

群馬県のがんの状況

このページでは群馬県のがん登録から得た「罹患率」「生存率」「進行度」を部位別、施設別、エリア別にまとめて掲載しています。

県内のがん診療連携拠点病院や推薦病院の院内がん登録集計は群馬県がん診療連携協議会のホームページをご覧ください。

生存率についての注意事項

  1. 生存率は、性別、年齢、治療方法、併存する疾患など患者背景の差が大きく影響します。
  2. 生存率の高い・低いで単純に良い・悪いを判断できるものではありません。生存率のデータは、たくさんのがん患者さんの平均的な数字です。いわば確率として推測するものであり、一人ひとりの患者さんの余命を決定づける数字ではありません。
  3. この生存率は、日本のデータとしては最も新しいものですが、それでも約10年前にがんにかかった方のデータです。ある程度の年数を経ないと、がん統計は結果が出ないためです。ですから、現在は医療の進歩により、この生存率の数字よりさらに治療成績は向上していると考えてください。
  4. 生存率は、何万人というがん患者さんの生と死の結果わかった数字です。ご覧になる方の受けとめ方によっては、生きる力になることもあるでしょうが、逆にその意欲を失くしてしまわれることもあるかもしれません。おひとりおひとりが、そのことを心に刻んだうえでご覧ください。

注意事項をお読みになりましたか?

1. 生存率

生存率とは診断から一定期間後に生存している確率のこと。

2. 実測生存率

実測生存率とは、死因にかかわらず全ての死亡を計算に入れた生存率のこと。
つまり、がん以外の病気や事故による死亡も含まれます。

3. 相対生存率

がん以外の死因による影響を取り除くため、実測生存率を同じ性・年齢構成による一般の集団の生存率(期待生存率)で割ったもの。
※「比」であり、厳密には⽣存率(割合)でないことに注意!

4. 純生存率(ネットサバイバル)

全てのがん患者ががんで死亡する場合の生存率を想定した仮想的ながん生存率。
→ 対象のがんのみが死因となる場合の生存率

参考文献
(1)国立がん研究センター「がん情報サービス用語集」
(https://ganjoho.jp/public/index.html)
(2)ネットあいち「がん登録で算出される生存率」
(https://www.pref.aichi.jp/uploaded/life/449794_2045
441_misc.pdf), 2024/03/17

 

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