群馬県施設別生存率 群馬県立がんセンター 2007-2008年症例

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全体について

比較的進行した患者さんが多く、手術が最良の予後を期待できる治療方法であったとしても手術率が低いがん腫が多いのが当院の特徴かもしれません。10年前の治療開始データではありますが、、きちんとフォローされた予後調査です。今までもまたこれからも、すべての進行期の患者さんのQOLを含めた予後改善に向け、最善の治療を提供できるよう努力したいと考えます。

胃がん(C16)5年相対生存率

病期判明率、追跡率も高く信頼できるデータです。病期別生存率は、がん専門病院でもあり全国平均と比べ劣るデータではありません。

大腸がん(C18-20)5年相対生存率

病期判明率、追跡率も高く信頼できるデータです。病期別生存率は、がん専門病院でもあり全国平均と比べ劣るデータではありません。Stage IV期生存率では、多発転移例や進行例が多く根治的治療ができず他院より紹介される症例が多いためやや不良です。

肺がん(C33-34)5年相対生存率

一般的に進行期に至っていないI期、女性などは生存率が良いと考えられます。当施設は、進行期であるIV期の割合が高く、男女比でも男性が多いので、全ての病期を含む生存率では、この点を考慮していただく必要があります。

乳がん(C50)5年相対生存率

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